「ソフトテニス部の顧問の先生が
生徒に無理なランニングをさせて
生徒はランニングの途中
熱中症で倒れて救急搬送された。
生徒の生命に別条はなかったが
学校側は行き過ぎた指導だったと謝罪した。」
という記事を見かけて
違和感と危機感を感じたので、
ちょっと批判も覚悟で
このブログ記事を書くことにしました。
柔軟でしなやかな姿勢とからだ作りで
運動中の怪我や身体の不調を予防し
子供の運動神経を高めるスタジオ
Motto代表のみゆきです(^^)/
☑️この日は３０度越えの真夏日
☑️走るように指示された距離は約18km
☑️走っているのを監視する人はいなかった
なぜこの生徒は、
Noと言えなかったのだろう！？
もしくは、
途中で水分を補給したり
日陰でサボったりしなかったのだろう！？
18kmってことは約1時間半〜2時間
走り続けるつもりだったのだろうか！？
体罰云々という言葉で
子供達を過保護に守り過ぎて
子供達自身の意思決定能力が
非常に低くなっている
ことの方が問題な気がします。
少し前のアメフト問題の時にも
同じようなことを感じていました。
問題を起こしてしまった後に
潔く謝罪した彼は素晴らしかったけど
あと一歩手前で決断することが
残念ながら出来なかった。
今回の熱中症のケースでも
顧問の先生が怖過ぎて
Noと言えなかったとしても
走る時の監視役はいなかったので
バレないようにサボることも出来たはず！
倒れてしまう前に
体の不調を感じた時点で
自分の身を守るための
何かしらのアクションも出来たはず！
中学生でその判断が出来ない
判断の仕方が身についていない
また、倒れる前に
自分の体の不調に気づけなかった
ことの方が
「校舎のまわりを80周走るように
指示を与えた」ことよりも
問題視されるべきだと思います。
あれもダメ、これもダメ、
少しでも危ないことは全部ダメ
って難しいことに挑戦する機会を
全部奪ってしまい
ちょっと厳しい指示を与えた先生が
悪者にされてしまったら
出来るはずのことも
出来なくなってしまうし
それが、子供達の体力低下の原因
にも繋がっていると感じます。
また、体が硬くなることで
自分の身体の認識力が低下し
体が出す危険信号を受け取れない
視野が狭くなってしまっている
のも現代の子供達の問題です。
Mottoのレッスン生さん達の中にも
自分で意思決定出来ない子が多いです。
☑️自分の目標なのに自分で決められず
親に決めてもらおうとする
☑️自分の良くなったところや
変化した部分を見つけられない
☑️指示通りにしか動こうとせず
常に指示されるのを待っている
あなたのお子さんは
意思決定＆意志表示出来ていますか？
小学生だって、機会が与えられれば
ちゃんと自分で意思決定が出来ます❗️
もちろん最低限のところは
守ってあげないといけないけど
守り過ぎて親が全部決めてしまうと
子供の意志はなかなか成長しません。
子供が自分で決めて動くのを待つよりも
何度も失敗して遠回りするよりも
何もかも指示してしまうことの方が簡単で
近道のように感じられるかもしれないけど
子供達のことを信頼して
時には黙って見守ってあげてくださいね。
Mottoスポーツ塾
臼井 美由紀
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主に、意図的に生きる意識の探究について綴っています。
