先月から連載中の
オスグッド病のブログ記事、
特に前回の記事は
多くの方々に読んでいただけたみたいで、
少しでも参考にして、
“怪我をしないからだ作り”
に取り組んでもらえたら嬉しいです?
Motto代表のみゆきです^ ^
そのオスグッド病の連載の途中で、
本当に計画性のないブログですが、
今日は、
成長期の子供に多いケガの種類
についてお話しようと思います。
もちろん圧倒的に多いのは、
擦り傷、切り傷
子どもが元気に外で遊んでいたら、
擦り傷、切り傷は絶えませんよね?
よほど傷が深くて
神経などを傷つけない限り、
これらのケガは時間の経過とともに
自然治癒することがほとんどです。
今回紹介する成長期のケガは、
＊成長期だからこそ発生しやすく
＊体の使い方に癖があるから起こる
子どもの成長期特有のものです。
1. 踵の痛み（シェーバー病）
アキレス腱が踵の骨に付いている部分。
踵の後ろ側が痛くなる病気（ケガ）です。
小学３～5年生の男の子?
に多く発症すると言われていますが、
最近、女の子?にも
多くなってきている印象です。
運動中にふくらはぎの筋肉を
使い過ぎていることによって
アキレス腱を介して踵の骨を引っ張り、
引っ張られた踵の骨が痛くなります。
シェーバー病自体が
重篤な症状に発展することは少なく
骨の成長とともに痛みは軽減し
後遺症が残ることもありません。
※シェーバー病については、
こちらのブログもご覧ください。
2. 膝の痛み（オスグッド病）
膝前面のお皿の下あたりが痛くなる
いわゆる“膝の成長痛”がひどくなった状態です。
小学4年生～中学2年生の
男の子?に多く発症します。
身長が1年間に7㎝以上伸びている
時が要注意のようです⚠⚠
お皿の下の部分には、
前ももの大きな筋肉（＝大腿四頭筋）が付いていて、
硬くなった大腿四頭筋が、
ひざ下の骨を引っ張るために痛みが生じ、
引っ張られた骨が剥離骨折した状態が
オスグッド病です。
筋肉の成長が骨の成長に
追いつかないから・・・
なんてことも言われていますが、
そもそも運動中に必要以上に
大腿四頭筋を使い過ぎていることが原因です。
※オスグッド病については、
こちらのブログもご覧ください。
3. 腰の痛み（腰椎分離症）
腰を反らした時に痛みが生じる
腰の疲労骨折です。
小学5年生から中学2年生くらいに
起こりやすいケガです。
その時には発見されず
高校生や大学生になってから診断を受け
その時期にはもう骨癒合が望めないので
痛みが長期化するケースも多いです。
腰を反らした状態で回旋ストレス
が腰に繰り返しかかることで
腰の骨に負担がかかり、疲労骨折が生じます。
股関節や胸まわりが硬く、
上手に全身を使えていないために
腰だけにストレスがかかって
発症するケースがほとんどです。
4. 肘や肩の痛み（野球肘・野球肩）
野球肘や野球肩として知られる
肘や肩の痛みも、成長期に起こる怪我の一つです。
特に野球肘（内側型・外側型）は、
小学6年生～中学生の時期に発症すると
肘の成長軟骨が障害されて
正常な発達に支障をきたす恐れがあるため
長期間の投球禁止など
治療期間が長引くことも珍しくありません。
⚠肘の外側に痛みが出る場合は要注意⚠
早めに医療機関を受診することをおススメします☝
肘や肩に痛みが出る原因は、
ほぼ間違いなく、
股関節～体幹部分が
上手に使えていないことです。
以上。
代表的な成長期の障害を
４つ紹介しました。
実は４つとも
体幹部分の硬さ
股関節が上手に使えないこと
が根底にある原因です?
そして、間違いなく
そのようなお子さん達は
姿勢が崩れています！！！
お子さんの姿勢は大丈夫ですか？
気になることがあったら、
早めにご相談くださいね?
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