運動神経が良くなれば、
子どもの笑顔が増えることは間違いなし☝
今回は、
“子どもの運動神経を高める方法”
をお話していきますね。
<目次>
〇はじめに
①子供の運動神経を高める方法
~足趾編~
②子供の運動神経を高める方法
~ミゾオチ編~
③子供の運動神経を高める方法
~脇肘編~
④子供の運動神経を高める方法
~股関節編~
まとめ
「勝ち負けなんかにこだわらず、
元気にさえ育ってくれればいい」
とは言いながら、
子どもがスポーツで
活躍する姿を見るのは、
やっぱり嬉しいですよね!?
スポーツで活躍できれば、
お子さん自身も嬉しくて、
きっと最高の笑顔
を見せてくれるでしょうね✨✨
3月生まれ(関係ない!?笑)の私は、
みんなより体が小さくて
ウジウジしていたから、
よくいじめられて泣いてたけれど、
なぜか運動神経は良かったので、
体育の時間だけは大活躍!笑
部活動などのスポーツを通して
学校生活を楽しむことができました。
子どもの頃、
瓦屋根の上でよく遊んでいたので、
バランス感覚が養われたのかなぁと
思っています。笑
子供の運動神経を高める方法
~足趾編~
やっぱり大事なのは、
私たちの体を支えている足です。
ここで言う足とは、
足首から指先にかけてのことです。
(太ももやスネの部分は含まれません)
足には、
片足だけで28個の骨があります。
両足合わせると56個です。
全身の骨の数が約200個なので、
足だけで、1/4を
占めていることになりますね?
そんなにたくさんの骨があることを、
あなたは認識できていますか?
多くの人は、足を
1つの塊として認識しています。
と言うより、
骨と骨をつなぐ関節が固まっていると、
1つの塊としてしか認識できなくなるのです。
足が足としての
最高のパフォーマンスを発揮するためには、
28個の骨が分離している必要があります。
1つ1つの骨と骨が靭帯で繋がれた関節は、
僅かですが、必ず動きます。
この僅かな動きが制限されてしまうと、
足のパフォーマンスが落ちて、
運動神経の低下を引き起こします。
と言うことは、
足にあるいくつもの関節の
僅かな動きを維持できていれば、
運動神経は良くなります!
足の指で
ジャンケンをしてみましょう!
グー✊の時は
足全体をしっかり丸めます。
意外と出来ないお子さんが多いようです。
足でボールペンを拾えるくらい丸くなりますか?
パー✋の時は、
足指全体をしっかり開きます。
親指だけ開かない
小指だけ開かない
ってケースが多いです。
最初難しい時は、足指の間に
手の指を挟んで練習しましょう!
チョキ✌は、
親指を上向けて、残りの4指を握ります。
これが一番難易度が高いですよね。
グー✊とパー✋が
しっかり出来るようになってから
練習していきましょう!
これらの動きを
足裏の真ん中を押さえて行うと
より効果的に、より早く
動きが改善してきますよ☝
やった後に立ち上がって、
足の感覚を感じてみてください。
足裏が地面に着いた感覚が
分かりやすくなっています。
それが本来の足の感覚です❕
子どもの運動神経を高める方法
①つ目は、
足にある1つ1つの関節を動かして
足の感覚を取り戻すこと!
簡単にできるので、お子さんと一緒に
楽しみながらやってみてくださいね。
こちらの運動は、
Youtube【みゆきスポーツ塾】
でも紹介しています?
子供の運動神経を高める方法
~ミゾオチ編~
②つめは、
鳩尾(ミゾオチ)についてです☝
おヘソから指4本分上で、
左右の肋骨が胸の骨とくっついてる
部分の少し下。
ここが、鳩尾(ミゾオチ)
と呼ばれる部分です。
実はこの辺りに、
運動神経を良くするための
とても大切な筋肉が付いています?
それは、
横隔膜と大腰筋です。
横隔膜は、
呼吸をするためにとても重要な筋肉で、
体幹部分を安定させる働きもしています。
大腰筋は、
背骨と脚をつなぐ唯一の筋肉で、
一流のスポーツ選手は、
間違いなくこの大腰筋が発達しています☝
運動神経が良くなるために、
これらの横隔膜と大腰筋が
しっかり働いていることは必須です!
鳩尾(ミゾオチ)が
固まってしまっていると、
残念ながら横隔膜も大腰筋も
その働きが衰えてしまいます。
だから、
横隔膜と大腰筋をしっかり働かせて、
運動能力を良くするためには、
鳩尾(ミゾオチ)が
柔らかくゆるんでいること
は絶対条件です。
鳩尾(ミゾオチ)に両手の指先を当てて、
肩の力を抜いたら、
手を当てた部分を
前後に動かしてみましょう!
上手に前後に動かすことが出来ますか?
どこをどのように動かしていいのか
全然わからない☹?
って思った人は、
間違いなく
鳩尾(ミゾオチ)が
固くなっています!
鳩尾(ミゾオチ)の固さは、
姿勢にも影響を与えるので、
しっかり緩めておきましょう!!
肩の力を抜いて背骨を前後に
動かす運動を続けていると、
だんだんと緩んでくるので、
少しずつ体操を続けてくださいね。
子どもの運動神経を良くする方法
②つ目は、
鳩尾(ミゾオチ)をゆるめて
横隔膜と大腰筋をしっかり働かせること!
この体操は、鳩尾(ミゾオチ)が
固まっている人には、
最初わかりにくいかもしれません。
毎日少しずつ続けてみてくださいね?
子供の運動神経を高める方法
~脇肘編~
走るときの腕ふりでも
野球のバッティングでも
テニスのストロークでも
バスケのシュートでも
合気道や柔道などの武道でも
とにかく、
ほとんどのスポーツで
「脇をしめて!」
って言われますよね!?
でもこれが
意外と難しい?
自分ではちゃんと
脇をしめているつもりでも
余計なところにも無駄な力が入って
力が分散してしまったら、
それは全然意味がない
「脇をしめる」って
どういうことかというと、
肩のインナーマッスル*が
しっかり働いている状態◌
上手く脇をしめられない人は、
恐らくこのインナーマッスルが
正しく機能していません??
※インナーマッスル*については、
こちらの記事もご参照ください。
運動神経を良くするためには、
肩のインナーマッスルが働き、
脇~肘の意識が形成されている
ことがポイントです☝
先に列挙したように
打ったり投げたりするために
腕を使うときはもちろんですが、
走ったり、飛んだり、跳ねたり、
っていう動き自体も、
この脇~肘の意識が形成されると
バランスが取りやすくなり
キレの良い動きに変わっていきます!!
脇の下から、
肩甲骨を触ってみましょう!
この触れた部分が、
脇の意識するポイントです。
肩甲骨を触ったまま
腕を前後に回してください。
このような体操をするだけでも、
脇がしまりやすく、
腕が動かしやすくなりますよ。
こちらの動画でも
やり方説明しているので
観てみてください?
子どもの運動神経を高める方法
③つめは、
肩のインナーマッスルが働き、
脇~肘の意識が形成されている
いつも紹介している立甲は、
これがしっかり出来ている状態です❕
簡単そうに見えて、
本当はかなり難しい
習得には数か月かかる場合もありますが
諦めずに練習してくださいね?
子供の運動神経を高める方法
~股関節編~
④つめは、
股関節の使い方
についてです。
↑写真の人のように
片脚を前に出して
前側の足に体重を乗せた時、
あなたは、どこに力が入りますか?
運動神経が良くなるためには、
この動作の時に、
もも裏(お尻の付け根)
に力が入っているのが理想です。
股関節から太ももにかけては、
たくさんの筋肉が付いています。
その中には、
アクセルとして働く筋肉と
ブレーキとして働く筋肉
があります。
アクセルとして働く筋肉の代表が、
もも裏の“ハムストリングス”と呼ばれるもので、
お尻の付け根から膝裏に付いています。
ブレーキとして働く筋肉の代表が、
もも前の“大腿四頭筋”と呼ばれるもので、
四つのパーツからなる筋肉ですが、
中でもブレーキとして働くのは、
骨盤からお皿の下まで付いている長い筋肉です。
さて、
片脚を前に出して、
前側の足に体重を乗せた時、
前ももに力が入っている人は、
恐らくいつもブレーキをかけながら動いています☹
もも裏に力が入っている人は、
上手にアクセル筋を使えています。
前に出している脚と同じ側の手を
股関節の付け根に当てて、
その手を挟むようにして体を前に倒しながら、
前足の踵(かかと)に体重を乗せてください。
反対の手で、もも裏を叩きながら、
そこの筋肉(ハムストリングス)
に力が入っているのを確認しましょう!
小中学生のお子さんでも、
意外とここが使えていない選手が多いです。
ハムストリングスが上手に使えると、
より速く走れるだけでなく、
- 高く遠くに跳べる
- 素早く動ける
- 体が安定して当たり負けしない
- 上肢の力も発揮しやすい
など、
運動神経が良くなる要素がいっぱいです。
子どもの運動神経を高める方法
④つめは、
もも裏の筋肉を働かせて
股関節を上手に使う
普段から前ももを使うクセが強いと、
もも裏はなかなか上手に使えません。
悪いクセを修正して、
運動神経が良くなる動き方を
習得していきましょう✨✨
もも裏のストレッチの方法は、
こちらの動画もチェックしてみてください?
まとめ
子どもの運動神経を高める方法
を4つのポイントに分けてお伝えしました。
ポイント①
足にある1つ1つの関節を動かして、
足の感覚を取り戻すこと!
足(足首から先の部分)は、
28個の骨で構成されていて
それらの骨をそれぞれ別々に
動かせることによって
足が地面に接地した時の感覚を
しっかりと捉えられるようになるので
立っている状態でバランスを保ったり
走るときに地面を蹴りやすくなったり
運動神経を高めるために
とても重要なポイントです!!
ポイント②
鳩尾(ミゾオチ)をゆるめて
横隔膜と大腰筋をしっかり働かせること!
ミゾオチ(鳩尾)は、
私たちの身体の中心部分で、
呼吸に関わる筋肉(横隔膜)や
速く走ったり動くために
とても重要な筋肉(大腰筋)が
しっかり働くために
緩んでいる必要がある部分です。
ここが固まってしまってるために
動きが遅くなっている人が多いので
常に緩めておけるように
体操を続けていきましょう!!
ポイント③
肩のインナーマッスルが働き、
脇~肘の意識が形成されていること
肩の深部で骨を支えている
インナーマッスルは、
速い球を投げたり
腕を上手に動かすために重要なだけでなく
真っすぐに走るときにも
また、切り返しのような動作でも
体全体をバランスよく
上手に使うために
とても重要なポイントです!!
ポイント④
もも裏の筋肉を働かせて
股関節を上手に使う こと
膝に力が入り過ぎて
股関節を上手に使えていない子は
素早く動こうとしたときに
無駄に力み過ぎて
逆に動きが鈍くなってしまう
ことがあります。
股関節を
上手に使えるようになると
無駄に力まなくても
楽に素早く動けるようになります。
膝にかかる負担も減って
怪我の予防もできるので
しっかりと股関節を使えるように
普段から意識していきましょう!!
お伝えした順番はあまり関係ありません。
これら4つのポイントが満たされると、
姿勢と全身のバランスが整って、
子どもの運動神経は
飛躍的に良くなります⤴⤴
各項目のタイトルをクリックすると
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上手に使えるようにするための
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主に、意図的に生きる意識の探究について綴っています。