昨日は週に1回、
高齢者の方への運動指導の日。
歩き方の指導をしながら
ふと気付いたことがありました。
Motto代表のみゆきです(^^)/
歩き方の指導で、よく言われる
「踵から着いて、つま先で蹴る」
理学療法士なら必ず勉強する歩行周期。
⇧「基礎運動学 第5版」より引用
私が勉強した頃は、
- ・踵接地(踵を接地する時)
- ・踵離地(踵が離れる時)
- ・足尖離地(つま先が離れる時)
って言葉がありました。
今は、ちょっと変わっているようですが
勉強不足なので、そこは割愛。笑
とにかく、
「踵から着いて、つま先で蹴る」
が歩き方の基本で、
大抵そのように指導します。
今更ながらそこに疑問を感じて
ネットで少し調べてみたら、
「踵で着く歩き方は間違っている」
「踵を着くから膝が痛くなる」
「いや、やはり踵から着くべきだ」
などなど。
賛否両論の意見が展開されていて
面白いなぁと思って
意見が分かれてしまう理由を考えてみました。
ここからは私の考えです。
「踵から着いて、つま先で蹴る」
これは、正しく歩いた時の結果であって、
正しく歩く方法ではないのです。
この言葉だけを実践して歩いてみると、
2パターンの歩き方が出来ます。
【歩き方①】
前ももに力を入れて、
膝を伸ばしたまま踵を接地し、
膝のまわりに力を入れたまま
ふくらはぎに力を入れて
つま先で蹴りだす歩き方
【歩き方②】
踵を着いた瞬間から
もも裏の筋肉で膝を曲げて衝撃を吸収し、
股関節を支点とした重心移動によって
ふくらはぎで蹴りだすことなく
前方への推進力を生みだす歩き方
どちらの歩き方も
「踵から着いて、つま先で蹴る」
ように見えるのは、変わりません。
(厳密には、歩き方⓶の場合は、
つま先で“蹴る”訳ではないですが、
見かけ上はそのように見えます。)
しかし、これら2種類の歩き方は
全く違います!!!
歩き方⓵の方法で歩けば、
膝や腰が痛くなるかもしれません。
歩き方⓶の方が理想的です☝
昨日私は、高齢者の方に
歩き方の指導をしていた時、
もも裏をしっかり使ってほしくて
「踵から前に出すように」
という表現で指示を出しました。
だけど、それは
もも裏がある程度使えているという
前提条件があるからこそ成立するだけで、
もも裏が全然使えていない人に
同じ指示を出したら、
歩き方⓵になってしまうでしょうね?
なんかちょっと難しい話になってきましたが、
つまり、
姿勢も歩き方も
あらゆる運動の動作も
見かけ上の形だけを真似してもダメ
ってことです。
理想的な筋肉の使い方
までを習得できてこそ
本当に理想的な姿勢や歩き方を
獲得することができます?
*見よう見真似で姿勢を直しても全然良くならない?
*正しい姿勢を保とうとするとすぐに疲れてしまう?
と言う方は、
見た目は修正できても、
筋肉の使い方が
間違っているかもしれませんね。
Mottoでは、
使うべき筋肉と休めるべき筋肉
をしっかりと使い分けて
姿勢を根本から改善していきます。
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